PR動画は、「訴求するのが商品やサービスor理念」「視聴者に対して直接的に効果を伝えるor間接的に伝える」という2軸によって、4種類に分類されます。

②がいちばんわかりやすくて、この製品を使えば○○という効果がある!ということを訴求するもので、見る側も作る側も一番わかりやすいです。一番最初に想像されるPR動画ですね。
対して①は、「○○なひとは、この製品を使っている」みたいに、効果そのものよりも、製品を使う人のイメージを作り出すことで、ユーザーに対してアイデンティティを付与する、もしくはユーザーのアイデンティティに合致していることを伝え、製品を勧めるものです。
④は、弊社は○○を作って頑張っている企業です!SDGsやってます!みたいな感じでしょう。
③は、理念という曖昧なものをさらに間接的に伝えるわけですから、受け取る側にも相応の知識や感性を求めるもので、ハマれば強力に訴求しますが、作りにくく伝わりにくい、難度の高いものです。
ターゲットと広告の目的によって、有効な方向性は異なりますから、効果的に訴求できる手法を採るべきです。動画の編集自体は、ツールが非常に便利になっており、特別な技能ではないと考えます。撮影・編集だけではなく、動画の役割を理解したうえで、シナリオの作成から、お手伝いいたします。
事例
以下は、三井金属計測機工様の製品を紹介する動画を制作したものです。
シナリオ作成・ナレーション原稿作成・CGアニメーション作成・一部撮影・編集を担当しました。
本動画は②の商品直接型に該当し、製品の特長を正確に訴求するというメインストリームがありますが、顧客の課題として、『潜在的に需要を抱えている顧客を「貼る」というソリューションに想到させることによって、新規に販売チャネルを開拓する』というものがありました。このような背景から、業界の方から見ると「あまりに当たり前」というような情報を織り交ぜ、専門用語を極力使わずに制作されています。
前身となる動画では、機械の稼働の様子を見せながら、進歩性をアピールするものでしたが、稼働している機械の様子から「何をしているのか」を把握するのは、多くの場合自身の分野以外では難しいはずです。おそらく、以下の動画を1度見ていただければ「この製品が何をする機械なのか」がわかっていただけると思いますが、これは技術的な解説を削り、CGによって単純化したモデルをアニメーションにしているからです。当たり前のように説明されている部分が実は画期的な技術なんですが、それを強調しないことによって初見者にわかりやすくなったものと思います。
工業製品の製作上の問題点を「貼る/貼れる」ということが解決することは決して少なくありませんが、その需要の在りかを把握することは容易ではありません。コンテンツをストックすることで、見込み客との接点を増やそうというコンテンツマーケティングの観点からも、徹底的に初見者の目線から制作することは有効だったと思います。
ほとんど制限のない状態で、自由に提案・制作させていただきましたが、今振り返れば僕のような若手からの以上のような提案は、身の程知らずな恐れ多いものだったと思います。関わってくださった方が全員もれなく寛大で、放し飼いのように見守っていただき、アドバイスをいただきました。感謝しています。
また、打ち合わせや撮影指示はオンライン会議システムを介して主にリモートで実施しています。
このようなPR動画のほか、社内教育用の動画を制作し、いずれも好評いただいています。
ビジネス寄りのお話だけでなく、例えば結婚式のハイライトや、YouTube番組の編集など、あらゆるお仕事をお待ちしております。


