青い月を歩く

友人が人生の方向転換をするとの報せを聞き、急遽会いに行く。

話を聞くに、僕以上に気持ちがわかる人はいないんじゃないか、と思うような方向転換なのだが、それでも今まで言い出せずにいたらしい。

もちろん早く言ってもらったところで彼の行く道を変えようなどとは思わないし、彼のこれまでの努力や苦悩に水を差すつもりはないのだが、何か力になれたかもしれないじゃん、と思う。もっと早く言ってくれれば、などと「どの口が」としか言いようがないことを口走る。ただ、それでも言えずにいる気持ちもとてもわかる。僕がいちばんわかる。

お互いにかくかくしかじかと語り合いながら大きなオムライスを食べる。僕たちの論理では、送り出される側がごちそうすることに結論しているので、遠慮なく僕がごちそうになる。

僕は「まだ牙が抜けてなくて安心した」とのお言葉をいただく。ありがとう。

お互いに頑張ろうね、と握手をして別れる。

やはり別れは再会のためにある。良い再会ができるように頑張らなくちゃ。

明日からも人生は続く。

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