10万円の使い方

ドンキの電子マネーであるmajicaに10万円入金するとその20%相当のポイントが還元されるというキャンペーンが開催され、SNSではチェリーピッカー達が大騒ぎをしていた。どうやら、majicaチャージから楽天キャッシュへの移行が最適解だったらしい。

どうみても「歪み」が生じているので、10万円突っ込むのが合理的なのだが、いくつかの理由で躊躇してしまった。

まず、最適ムーブに乗る環境整備ができていなかったこと。楽天のアカウントこそもっているものの、楽天経済圏からは距離を置いているため、楽天キャッシュを使ったことがなく、また、そもそもPOSAって何?みたいな状況だったので、最適ムーブとされているものを理解するのに時間がかかった。

もちろん最適ムーブに固執する必要はなく、例えばmajicaにそのまま置いておくでも、Amazonギフト券を買うでもよかったのだが、10万円の資金拘束を許容する判断がすぐにできなかった。
キャッシュフロー的に10万円を出せないことはなかったのだが、それはこの生活が続くという前提のもとであり、何か突発的な事象が起きた時にそれに対応する体力としての現金を一時的に失う不安を看過できなかった。
流動資金を確保するためには、楽天キャッシュ→楽天証券→現金化という流れで実現できそうだというところまでは思い至ったのだが、やったことがないので確証を持てなかったのと、新たなサービスを利用することによる管理コスト・認知コストの消費を面倒にも思ってしまった。

また、今年達成を目論んでいるOliveの100万円修行中であるというところも判断を鈍らせた。特に経済規模が小さく、就職活動も終わってしまい旅費の建て替えもほとんどできなくなる今、クレジットカードを経由しない取引を10万円というのは悩みの種になった。KyashやToyotaWalletへスワップする手段があるので、これ自体は大した問題ではないし、仮に1年達成が遅れたとしても、1万ポイントと1年分の会費5500円が飛ぶだけなので、20000ポイントと比べて小さいため、majicaに突っ込むのが合理的なのはもちろんわかった上で、それでも踏ん切りがつかなかった。

仮にアマギフに入れていたとしても、既に拠出してしまったお金を使うのには心理的障壁が小さくなるため、自身の浪費が促進されることを抑制したかったのもある。

こういう逡巡の果てに、10万円を一時的に拠出するのはキャッシュフロー的にも、また現金化できる資産も多少あるので問題はなく、10万円をmajicaに入れてアマギフを購入→アマギフを来年まで使わずにクレカ決済を続けること が最適解だという結論に達した。というわけで今日の午後ドンキ行きますか、と腰を上げ、majicaアプリを開いたところ、キャンペーンは終了していた。

これが早く終了するだろうというのは予想がついていたので、驚きもなく、必要な検討だったため悔しいということもないのだが、ここで意外だったのは「意外とその気になれば出せる10万円が手元にある」ということだった。逆に言うと余剰は10万円しかないので、別にキャッシュリッチということもなく、緊急時の備えとしては最低限だと思うので、使おうとは思わないのだが、色々と考えてしまった。

例えば楽天の株価は500円を割ったので、10万円あれば2単元買える。

来月単発日帰りの旅行が1週間の間を空けてあるのだが、10万円あればこの間を別の旅行で埋めてしまえる。

最近は株高の流れがあり、今株をスポット買いしようとは思わないのだが、旅行に関しては色々と試算してしまった。

コロナ渦で時間ができたので資産形成をはじめた。

ここしばらくの株高、円安でそれなりの含み益になっているし、配当金を受け取るときの感覚は代えがたい。

とはいえ、資産形成における10万円はどうしても少額で、年利5%で運用しても年間5000円、複利が効かないとすれば、40年で20万円にしかならない。。。

いつの間にかパスポートの期限が切れていた。

ここ3年は海外旅行のことなんて考えもしなかった。今なら旅に出れる。

資産形成以外の支出に抵抗が大きくなった自分が、旅への憧れを思い出したときの自分を危惧している。Audibleで解禁された深夜特急を聴く勇気がない。

一度しかない人生を自由に生きるためにコツコツと資産形成することも重要だけど、そう長くはない若年期をどう過ごすかということも重要だと思う。コロナ渦に終わりが見えた今、「拘束されなかった」10万円の使い方を考えている。

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