帰省

ひさびさに都城に帰る。修了の所感もまだしたためてないなかだけど、帰省の思い出を忘れないうちに。

住んでいるときは出たくてたまらなかった街だったのに、今はここに帰ってくる人の気持ちがわかる。食べ物や温泉のような、土地特有だとわかりきっていた資源だけでなく、どこにでもあると思っていた朝の空気や夕焼けがこんなに美しかったとは。石川で見た日本海に沈む夕日も、マドリードで見た大西洋に沈む夕日も、都城の夕焼けには敵わないのではないか、なんて真剣に思ってしまう。宮崎弁があるように「宮崎顔」もあるような気がする。見慣れてしまった景色や言葉や人々に安らいでしまうのは思っていたより宮崎生活が長引いたからか。こういう風にみんな地元が好きなのだろうか。

母校や前職の皆様にご挨拶に伺う。

色々とご心配やご迷惑をおかけしたにもかかわらず、暖かく迎えていただき痛み入る。

あえて主語を大きくするけど、この街はやさしい。このやさしさや居心地の良さが、僕がこの街から出ようとする原動力になったと同時に、僕を頑張らせてくれた力だったのだと改めて思う。

石川での2年間は不安でつらくてカッコ悪い。自身の常識や思想を相対化するという分野の習慣もあいまって、拠り所もなくなりがちで、ずっと心細かったし自信も失いがちだった。

久しぶりに会う皆さんはやはり優しく、僕の能力や意欲を前提に過去や未来の話をしてくれる。だからこそ、外で自分を試したくなったのかもしれないし、培った常識を疑いたくなったのだと思う。そうしたいと思うほど前向きにさせてくれて、送り出してくれて、帰る場所になってくれる皆さんがどれだけありがたいのか、僕は理解するのが遅かった。都城での8年間、振り返って僕もよく頑張ったかなと思うけど、思う存分頑張れたのはこの街とこの街の皆さんのおかげです。強がっていたこれまでを洗い流せた気がします。

今回の帰省は短く、引っ越し関連の作業もバタバタでほとんどご挨拶周りができず申し訳ない。しかも途中で食中毒と思われる症状になってしまい寝込んでおり、飛ばしてしまった予定もいくつか。すみません。

じきに帰ると思います。また会いましょう。

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